2008年 3月27日 中世史研究所図書館修復完了!
*写真は書棚の日焼けした問題部分の修復後の写真。3月15日の写真と比較するとおもしろい。
本日中世史研究所図書館、会議室での修復が完了した。
明日はちょうど中世史に関する会議が開催される。
予定通りに作業が運んだというわけだ。
締めくくりとして司書のクリスティーナさんに研究所の
歴史について語ってもらった。
イタリア共和国が生まれてから一気にイタリアの歴史研究に関する
様々な機関が設立されたが、この機関もそのうちの一つ。
1930年代にこの研究所はキージ宮殿から
オラトリオ会のプロックの一角に引っ越して来た。
各地方の図書館からの地方の中世史に関する機関誌が寄付され、会議室の書棚は
それらを保管するために1931年に作られたものだ。
制作をした大工さんの名前ピエトロ・フェデーレ。
契約書には図面と一緒に見積もりの明細書がついていた。
くるみの木でできたこれらの書棚制作費用は58,000リラ。
当時にしてもけっこういい値段だったということだ。
研究所の所長さんも挨拶に来てくれた。
中世史研究所はあまり国からお金がもらえないので
今回、修復の研修の場としてこの図書館が選ばれたことは
本当に幸運だった、と大喜びだった。
本日中世史研究所図書館、会議室での修復が完了した。
明日はちょうど中世史に関する会議が開催される。
予定通りに作業が運んだというわけだ。
締めくくりとして司書のクリスティーナさんに研究所の
歴史について語ってもらった。
イタリア共和国が生まれてから一気にイタリアの歴史研究に関する
様々な機関が設立されたが、この機関もそのうちの一つ。
1930年代にこの研究所はキージ宮殿から
オラトリオ会のプロックの一角に引っ越して来た。
各地方の図書館からの地方の中世史に関する機関誌が寄付され、会議室の書棚は
それらを保管するために1931年に作られたものだ。
制作をした大工さんの名前ピエトロ・フェデーレ。
契約書には図面と一緒に見積もりの明細書がついていた。
くるみの木でできたこれらの書棚制作費用は58,000リラ。
当時にしてもけっこういい値段だったということだ。
研究所の所長さんも挨拶に来てくれた。
中世史研究所はあまり国からお金がもらえないので
今回、修復の研修の場としてこの図書館が選ばれたことは
本当に幸運だった、と大喜びだった。