ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

Entries from 2009-01-01 to 1 month

2009年 1月 ボローニャの新しい駅、ローマの国立現代美術館のことなど。

テストーニ児童劇場を訪れたあと、ボローニャ駅にかかった橋を渡り、 イタリアの新幹線にあたるTAV用の駅の建設現場を相棒と共に見下ろす。 この高速列車用の駅の建設にはボローニャでは磯崎、 フィレンツェではフォスター、そしてナポリではザハ・ハディド…

2009年1月23日 ロヴェレート、ボローニャ。未来派展第一弾、国際絵本原画展審査のことなど。

*写真はロヴェレート市内のデペーロ電車。 電車のかっこうをしてますが本当は車。 未来派展のオープニングに合わせて長い間改装中だった デペーロのCasa d’Arte Futurista(未来派芸術の家)もオープン。 街全体が未来派デペーロ・モードに入っていた。 未…

2008年 1月 ヴェローナ散歩

*Santa Maria in Organo の鐘楼 *SS. Nazaro e Celso入り口 *Via San Vitale n.16「シェ・フィリップ」のフィリップさん *元教会だった建物。どんな空間に変身するんだろう。 夏には演劇祭やコンサートの開催されるローマ劇場のある アディージェ川の反…

イタリア児童文学史ーイメージの領分-2 『ピノッキオ』の挿絵画家たち

2)19世紀末の代表作:『ピノッキオ』、『クオレ』、サルガリの冒険小説とその挿し絵画家たち 2-1) 『ピノッキオ』の挿絵画家たち 『ピノッキオの冒険ーある操り人形の物語』という作品はデ・アミーチスの『クオレ』と並んでイタリアの児童文学を代表する作…