#イラストレーション
*その1からの続きです ポーランドのマチエイ・ピリニヤクさんは、 「二人の姉妹」というかわいい名前の出版社の編集者です。 彼はそれぞれの作品を本当に丁寧に見ていて、 メモをたくさんとっていました。 彼の出版社はポーランドで絵本コンクールもやって…
今年のボローニャ国際絵本原画展も非常に興味深い ラインアップとなりました。 こちらのコンクール形式の展覧会は 絵本の世界に携わりたいイラストレーターにとっては登竜門。 毎年世界中から3千人以上のイラストレーターたちが 5枚の作品を応募します。 201…
シェークスピアは世界が舞台であると言いましたが、 レオはきっと世界は一つの市場である、と言うに違いありません。 レオは「フォーチュン」誌の特派員として1957年から 中近東、インドを旅行。 東南アジア、メキシコ、ヨーロッパにも赴き、 人間の経済…
レオの1991年、ニューヨークのクーパー・ユニオン大学の 卒業式の演説を訳しているつもりが、またまた横道にそれてしまいました。 昨日は演説の翻訳の他に、ニューヨークでの調査の 写真資料を見るという作業を続けていたのですが、 ニューヨーク歴史協会博…
レオ・レオニ、本来的にはレオ・リオンニ、は 国語の教科書にも掲載されている『スイミー』の作者。 日本では知っている人がとても多いのですが、 残念ながら、イタリアでは絵本の好きな人でないかぎり、 イタリアに長く在住していた作家であるにもかかわら…
日伊国交樹立150周年を記念した「にほんのえほん」Visually Speaking展は、ローマ日本大使館、JBBYによる50冊あまりの日本の絵本の展覧会です。日本語が読めなくても、本をめくることによってお話が「読める」というアイディアをベースにセレクトされた、過…
サルメデはヴェネツィアから60キロ離れたかわいらしい、おとぎ話に出てくるような美しい丘陵地帯に囲まれた小さな街です。サルメデに魅了されたステファン・ザブレルという、チェコ共和国出身の絵本作家の始めた子どものための絵本をテーマとしたこのフェ…
ボローニャ国際絵本原画展の50周年を記念する、 2016年ボローニャ展に入選したみなさま、おめでごうとざいます! また、今回は落ちてしまったけれども、がんばって応募にこぎつけた方たちも おめでとうございます!! 今年の審査員は、ブックフェア2…
ローマのレストランで マイルドなガス入りのミネラルウォーター、 acqua di Nepiを選べるところだと、 ここはいいレストランなのではないかという 期待が膨らむ。 しかも、ガラスのボトルの場合であればなおさらだ。 このおいしい、さらさらとした軽いガス入…
本日はイースター後の月曜日、天使の月曜日。皆さん、郊外に遠足に出てピクニックです。われわれも友人たちとヴィテルボ郊外の渓谷でピクニック。
ずっと廊下に山積みになっていた息子の 中学の教科書を本日ある程度処分することができた。 この地区の「オーベルダン」というテヴェレ川沿いに 古本の教科書のぎっしり詰まった白い大型トラックが プラタナス並木に沿って22台ずらりと止めてあり、 そこで…
昨年、降矢奈々さん主催の『手から手へ』展の会場となった ボローニャ市立中世美術館では今年、 ボローニャブックフェア50周年特別展ということで ボローニャ市、ブックフェア、JBBY、国際交流基金の協力を得て 『ジャパニーズ・タレンツ』展 Japanese Tal…
ボローニャのブックフェア期間中には 街の中でさまざまな展覧会や個展が開かれます。 降矢さんたちの車がブラティスラヴァから到着するのを待っている間に よっちさんことのだよしこさんの展覧会準備の作業を のぞきにいきました。 よっちさんはボローニャ郊…
2012年ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア関連イベントとして 受け入れてもらうことに成功した 『手から手へ』展、なかなか評判でした。 会場はなんと、上の写真にも見られるボローニャ市立中世美術館の石碑館!! すばらしい環境でした。 この企画…
ボローニャブックフェアのほうでようやく今年の入選者のリストが 掲載されました。 今年はかなり厳しい審査でした。 入選者のみなさま、心からおめでとうございます。 http://www.bolognachildrensbookfair.com/mostraillustratori/selezionati 以下はローマ…
Dopo terminata la Fiera del Libro per Ragazzi di Bologna siamo tornati al carcere minorile di via Pratello per fare l'assistenza al laboratorio anuale dell'artista giapponese, Katsumi Komagata. Komagata-san e' spesso riferito come il "Brun…
今年は南チロル地方でもとても暑くて 7月にたくさん雨が降ったにもかかわらず、ポルチーニはあまり見つかりませんでした。 湿り気のある場所にのみ、見つかりましたが、 全体的に森の地面が乾いている感じでした。 チロルでの滞在の最終日に雨が降り、 もし…
ボローニャブックフェア後、再び少年院を訪れ、 アシスタント兼通訳として駒形克己さんのワークショップのお手伝いをした。 今回の少年たちは4人、チュニジア、モロッコ出身のモデナの少年、 そしてガオ君という中国人の少年。 少年院新館のほうの工事がよ…
こちらは歌手のルチオ・ダッラの住むカヴール広場の庭園での展覧会。 ボローニャの美術学校の学生たちと先生たちによるインスタレーションです。 ペットボトルによる花々。 おそらく曲芸師によるショーも行われ、 そのあと花は観客に配られたのでしょう。 夕…
ボローニャブックフェア会期中に開かれる展覧会のうち、 若いイラストレータたちに一番人気のある展覧会のオープニングは 毎年ハーメリン文化協会本部で開かれる個展だ。 最近ではOrecchio Acerbo, Topipittori, OQO などで 出版している若手作家が中心だ。 …
今年は目が覚まされたような、なつかしいボローニャを目指してのあわただしい出発。 3月末の土曜日のボローニャ。 中世期から建つボローニャ商工会議所の建物のバルコニーには イタリア統一150周年記念の長い国旗がまだ飾られていた。 相棒たちとさっそ…
ボローニャの守護聖人に捧げられた教会、聖ペトロニオなつかしい聖歌隊の先生、亡くなってしまいました。ファサード修復中。今見えるのはファサードの写真を実物大に印刷した保護幕です。 今年の審査員の方々もすばらしい人たちでした。 http://www.bookfair…
イタリアの新聞はわたしという読者に向かって 記事を書いているという感じがどうしてもしないので、 最近ではInternazionaleという、各国の興味深い記事を集め、 イタリア語に翻訳した雑誌だけを斜め読みしている。 その中で目についたのがスペインの『エル…
2010年5月23日まで、ボローニャの国際絵本原画展の抜粋版が ローマの3つの会場にて開催。 パラエキシポのワークショップの空間では ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリをとった スペインのタシエスの作品とイタリア人入選者の作品、 ローマ…
今年のボローニャ・ブックフェアは熱を出した直後に乗り込むこととなり、 頭の中がぼおおっとしたまま過ごしてしまったような気もします。 一日目はブラティスラヴァ世界絵本原画展のグランプリ賞を受賞した タシエスさんにインタビュー。 もともとジャーナ…
今回の審査は例年以上におもしろい展開となった。 審査員の方たちは全員、この展覧会が児童図書の見本市の中で どのように位置づけられているのか、よく理解しているすばらしい人たちであった。 (審査はすいすいと進んでしまい、撮影する側としては かなり…
*写真は『白ばらはどこに』より。 白ばらの赤いリボンとナチの赤い腕章との間のコントラストが 恐ろしいです。 白ばらはその殉教の朝にはりぼんをしていません。 真っ白な服をまとっています。 *ロベルトのイラストレーションで面白いなと思うのは 「視点」…
今年は南チロルで過ごす山でのヴァカンスを少し延長して ザルツブルグとリンツのエレクトロニック・アートのフェスティヴァル、 Ars Electronicaを観に行った。 期待通り、すばらしい展示であった。 電子アート作品は長期の展示だと途中で壊れたりして、 と…
photos: 1)Freak Ando' Gallery in Bologna: tons of toys! 2)The Freccia Rossa, from Bologna to Milan in only 65 minutes 3)The Duomo in Milan, never have seen it so white 4)Entrance to the Futurist exhibition at Palazzo Reale 5)Who will wear …
Photos: 4 photos from the workshops at the Sala Borsa Children's Library in Bologna The Fair: ボローニャの児童図書のブックフェアは今年も不景気にかかわらず、 昨年よりもヴィジターが多く、 またフェア面積も結局昨年よりも少し減少した程度だった…