Entries from 2010-01-01 to 1 year
息子の小学校の音楽科のクラスから選抜された団員によるオケと 普通科のクラスからも選ばれた合唱団のコンサートが21日、 地区のヴァルド派の教会にて開催されました。 本当は中学の同じ一角にある高校の講堂で行われる予定だったのですが 残念ながら学生…
ちゃむさんが制作中の羊毛の降誕セットを見て、 昨年ヴェローナで見た、幼稚園児、小学生の作ったプレゼピオの写真があるのを 思い出しました。 よって、前記事の続きです。 中世期のヴェローナの政治、経済機構らが集中していたパラッツォ・デッラ・ラジョ…
あれれ、ツリーが毎年縮んゆくー。 今年、我が家の中国製のミニ・クリスマスツリーの箱を開けて、 息子もいっしょにツリーを立ててくれた息子の親友たちも、 「えっ?こんなに小さかったっけ?」とびっくり。 3人で、約5分以内で飾り付けが完了してしまい…
友人の家に伝わる17世紀の油絵です。 友人とは、前に銅版の修復をしてあげたところのお家の友人です。 おそらくカラヴァッジョの影響を受けたマンフレーディの周辺の画家の作品ではないかと 思われます。 友人のお母さん(貴族のプリンセスだったそうです…
今朝のローマはとても寒く、初めて冬らしい一日でした。 日中は少し晴れ、10度以上まで気温があがりました。 昨日は海に散歩をしに行き、 そのあと空港近くのフュミチーノのショッピングモールにて 買い物をし、家に帰ってヒラメのムニエル「粉屋風」を料…
夜,夫の携帯に届いたメッセージ、映画監督マリオ・モニチェッリ氏 95歳、サン・ジョヴァンニの病院の5階から投身自殺。 自分で自分のことを始末するとは 最後の最後までこの人はなんという勇気、dignityを持った人なんだろう、と 翌朝、同僚の女性たちも…
あんまりいい写真ではないのですが、 「太陽の高速道路」、A1号線、ローマーナポリ間の写真です。 ローマは雨が多く、出発した晩もぐずつく天気、 息子を息子の友人のところに預けてのとんぼ返り旅行。 ローマをぐるっと巻いている環状線をさけ、中心街をつ…
夫のいとこデボラの夫、ロベルト・ロンカは新進芸術家をプロモートするための 一連の展覧会を2、3年まえからキュレート。 出身地のカンパーニャ地方の街やデボラの出身地であるヴェネト州を中心に 会場を探し、市に働きかけをしている。 果たして儲かる仕…
今年11回目を迎えるローマのアジア映画祭、 下院モンテチトーリオのすぐ近くにある 元劇場だったカプラニカというホールで開催されました。 フェスティヴァルは映画部門とドキュメンタリー部門が中心で、 毎年特別に取り上げられる国の映画上映も行われ、 今…
近くの市場で先週ゲットした品々、バロック風の葉っぱのほうれん草に キオッジャchioggiaという赤いレタス(アンディーヴとヴェネト産の トレヴィジャーノをかけあわせたものだそうです)、 クレメンティーナというみかん、ポロネギ(蜘蛛の糸のお話に似た …
11月はじめになると、ウンブリア州のカルヴィ・ディ・ウンブリアでの 息子の親友であり級友のマティーの誕生会が必ず行われます。 初めて招かれたのは息子が小学校1年のとき。 マティーは週末になると、両親とともにローマから車で1時間ほど離れた カル…
ベッリ中学校コル・ディ・ラーナ分校の屋上。 星座観測教室が開催されます。 「コメニウス」というヨーロッパ共同体のプロジェクトから出た 資金を用いての改装でした。 文部省からの資金はいっさい出なくなりました。 天文学の特別教室。すごい望遠鏡があ…
近くのアンティックショップで購入したソレント製の箱。 65ユーロだったのですが、交渉の結果、50ユーロまで下げてもらいました。 (もうすこし下げてほしかったのですが、だめでした。) 様式はアールデコ。恐らく40年代のものでしょう。 大きさから…
「偉大なるヴェネトの画家たち」I grandi veneti という展覧会に昨日行って来ました。 会場はサンタ・マリア・デッラ・パーチェ横の ブラマンテによって設計されたキオストロChiostro del Bramante。 カッラーラのアカデミア絵画館の作品をキュレートしたも…
戻って来ました、一年ぶりのカニーノです。 カニーノはローマから約100キロ、アウレリア街道近くの街で エトルリアの都、ヴルチの遺跡で有名です。 昨年はヴルチの遺跡近くの中世のお城でも展開された カニーノ映画祭(ホラー、スリラーなどの短編映画が…
異端者と見なされ、教会により 火刑に処せられた人たちの名の通りの多い、うちの近くの地区の図書館 (ちなみに図書館の名も通りの名をとって、 火刑に遭ったジョルダーノ・ブルーノ図書館)前のお庭で ドラエモンのような猫に遭遇。 ローマに来ていた相棒に…
箱の中にたくさんの箱が隠されています。 ふたをあけると、手紙等をさしこむコンパートメントが。 木はロースウッド。 19世紀末というよりはもう20世紀に入ってから作られたものだと思われます。 ふたの真鍮の象眼もきれいです。 正面ファサード金具近辺…
希望のドイツ語のクラスには入れなかった息子ではあるが 昔の同級生他7人といっしょになれたので 嬉々として通学。 Hという学級は週36時間、第2言語はドイツ語ではなくフランス語。 イタリア語が7時間、数学6時間。 技術tecnologiaは技術室などがない…
ベルリンには壁がなくなってからも街のいたるところに グラッフィーティーや不思議なポスターが貼ってあったりします。 その中で素敵だなと思ったのが いろんな宗教があるがため、いろんな神格がわたしたちを守ってくれています。 ほとけさまも、ユダヤの神…
長ああい(ちょっと悲観的な)ベルリン写真日記をここに書いていたら、雷が落ち、 コンピュータの電源が切れ、すべて消えてしまいました・・・。 すこしスタイルを変えた方がいいということでしょうか。 ベルリンは第2次世界大戦中に壮絶な爆撃を受け、 大…
イタリアの新聞はわたしという読者に向かって 記事を書いているという感じがどうしてもしないので、 最近ではInternazionaleという、各国の興味深い記事を集め、 イタリア語に翻訳した雑誌だけを斜め読みしている。 その中で目についたのがスペインの『エル…
4年ぐらい前から毎年バルコニーから臨むこの美しい景色。 プスタータールPustertalこと、ヴァル・プステリアVal Pusteria、 オーストリアのリンツLienzにつづく谷間です。 流れの速い川の名はリンツRienz、イタリア語名リエンツァRienza。 標高1000メー…
ナポリ! ナポリは不思議なところ。 20年前に妹を引き連れて南部を旅行した時にもよったのだが 観光局のオフィスでナポリの地図piantaを下さいといったら、 「あれこそがナポリのピアンタだよ、」と、 隅っこにある観用植物に指を指す。 (ピアンタは「地…
ローマの美術館のなかで一番気に入っているのは スパーダ宮殿のギャレリー。 ローマには貴族の邸宅の中を徘徊しつつ、 天井ぎりぎりまでをうめつくすキャンヴァスを見上げるようにして 楽しむタイプの美術館が多いが、スパーダ宮は床もオリジナルだ。 監視の…
挟み込んだ木、表からの図です。 あとから化粧板を張りました。 一番大変で、しかし感動的だったのは、一つ壊れてしまった 引き出しのハンドルの木彫です。 かなり時間がかかってしまいました。 木は修復不可能になってしまった19世紀初頭の椅子からいただ…
この鏡台はトレントの公会議の行われたトレントからやってきたもの。 ヴァンナさんというクライエントの家の伝わる家具です。 ローマに引っ越して来たため、ローマの乾燥した空気に突然ふれ、 木がところごころばっくりと割れてしまいました。 しかし一番の…
ボローニャ時代の建築家の友人がテヴェレ川岸の San Giovanni dei Fiorentini 教会の地下聖堂で インスタレーションを展示しているときいてさっそく行ってみた。 地下墓地、クリプタへの降り口を探してみたのだが 通常の場所にはなく、管理人の人をつかまえ…
あらよという間に過ぎ去った5年間。 息子はとても満足そうです。 最後の演劇の発表会でも息子は喜劇役者としてかなりの拍手をいただきました。 息子のクラスはとても演劇に達者な子たちが多いのだが、 この5年間、息子の場合は毎年少しずつうまくなってい…
同僚の娘の通っている小学校の副校長さんの 赤子イエス人形。 床に落っこちてしまったようで、髪の毛がほとんど全部 落ちてしまっていました。 幸い、30個ぐらいの破片に割れてしまった髪の毛の ほとんどがちゃんと保存してありましたが、 なくなってしま…