ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2009年 3月1日 パルマ再び Back to Parma

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*パルマのアンティック市にて。「マントヴァーナ」という
金箔を施したカーテンレール。
*市の一角で発見された17世紀末、18世紀初頭の大型の箪笥。
化粧板がだいぶ破損していましたが
修復により、かなりのものに変身しそうな予感。
購入したかったのですが、仲間にリスクが大きすぎると言われました。
そりゃその通りです。(商才のまったくない私。)
*パルマの洗礼堂とドゥオーモのライオン。
*石畳を彩どるカーネヴァルの色どりどりの紙吹雪、レオを想って撮りました。

今年もパルマのヨーロッパ最大規模のアンティック市を見学しに
工房のみなでパルマに赴いた。
今年はやはり、不景気のためか、
昨年会場にみなぎっていた情熱的な雰囲気が感じられなかった。
売値も高い。
それでも掘り出し物はけっこう見つかり、
工房の講座に通っている何人かの受講生は1000ユーロ台で
19世紀末の箪笥などを購入。
観光バスを借りてやってきていたのだが、
バスの運転手さんの不機嫌をよそに
結局大型の家具ではインペリアル様式の箪笥三つ、机一つ、
ナポレオン3世時代のテーブル一つを積み込んだ。
私は夫のためにインペリアル様式の小さなクルミ材のナイト・テーブルを購入。
値段的にはあまりいい買い物をしなかったというのが
反省材料なのだが、家具としてはなかなかきりりとしていて
語りかけて来るものがある。

パルマ市の歴史的中心街では、ミニ・モンド児童文学祭が開催されていた。
昨年、駒形さんもワークショップを行ったフェスティヴァルだ。
残念ながら全然見学をする時間はなかったのだが
レオ・レオニの個展が開催されているのを発見!!!!!
Parma!
What a surprise.
The Mini Mondo Children’s Literature Festival was being held
in the city center.
Unfortunately I did not have the time to participate in
any of the events
but I did see that there was a special exhibit on Leo Lionni!!!
Leo, how I miss you, great fatherly maestro of mine.