ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2009年 8月 ザルツブルグ!

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*上の3枚はお城。どこから見てもきれいです。
城壁は何世紀にもわたり、どんどん付け足されていきました。
オスマントルコ帝国の侵入に対応するために作られた部分もあります。
*お城の美術館に展示されている衣装箱。友人のお母さんの家には
これと同じシリーズのものが昔ありました。
*お城のすぐ近くにあるこの古い家。友人のお母さんの生家です。
お城の城壁の一部と思われる塔付きです。
*馬糞清掃用の自転車。
*いだたきまあす。ゴルゴンゾーラよりも強烈なチーズでした。

こどもの頃、大好きだったミュージカル映画、
The Sound of Music の舞台、ザルツ。
トラップ家の歌った音楽祭は着いた日が最終日だった。
エレガントに着飾った人々が夕刻、町中にあふれていた。
民族衣装で盛装している人も多く、すてきだった。

お城の中の美術館はとてもたのしかった。
拷問用具に昔の楽器、中世の家具の展示など。
友人のお母さんはお城近くの、お城の一部だったと思える
塔付きのお屋敷に住んでいたのだが、
先祖がアンテイック家具のコレクターだったので
家の中に中世期の家具もたくさんあった。
お城に展示してあるものとまったくおなじカッソーネも所有していた。
(それは郊外の中世美術館に購入され、
きれいに修復されて館の目玉作品となっている。)
青い七宝焼の水差しもお城のものと似たものが
友人宅においてあった。
現代美術館にのぼるエレベーター付近のアンテイック・ショップで
同じ様式の16世紀の水差しがおいてあったので
値段を聞いてみたら何と、11000ユーロするとのこと!!!
水差しを花瓶代わりに使っていた友人はびっくりして
すぐにヒマワリを別の花瓶に移した。

それにしても街中がモーツァルト一色で
モーツィアルトがかわいそう。
市内観光用の馬車の馬の糞を随時掃除している
清掃用自転車にもモーツァルトの絵がついていた。