2007年10月29日その2 アリ
ムナーリの『感動』という本のまとめを書いてみた。
今、目の前に本があるが、
ページがちょっと開いていて、蛍光ピンクとイエローの影が
白いページにうつっていてとてもきれい。
ああ、こんな本も作れるんだなあ、とちょっと感動している。
『考えると分からなくなる』(題名の訳が難しい)も
なんとなく、悲しくなるような、美しい本だ。
ムナーリの行き着いたところは、草むらの中のアリの世界?
生命の、思考の、一番ミニマルな形?
『感動』のしめくくり。
「色もなく、厚みもなく、重みもなく
安定した形も作らずして
100万匹の虫たちが一列になって
無限に向かっていく
無限には外がない
彼方の世界はないのだ」
イタリアに来てまもなく、テレビで見た
不思議な映画?ドラマ?を思い出してしまった。
南部の、ぎらぎらと焼け付く太陽。
遠くの白い屋上で金槌を打つ男の黒い影。
女中?は殺虫剤を手にアリの行列を追って屋上のテラスへとのぼっていく。
アリを追ってテラスからころげおちていく。
今、目の前に本があるが、
ページがちょっと開いていて、蛍光ピンクとイエローの影が
白いページにうつっていてとてもきれい。
ああ、こんな本も作れるんだなあ、とちょっと感動している。
『考えると分からなくなる』(題名の訳が難しい)も
なんとなく、悲しくなるような、美しい本だ。
ムナーリの行き着いたところは、草むらの中のアリの世界?
生命の、思考の、一番ミニマルな形?
『感動』のしめくくり。
「色もなく、厚みもなく、重みもなく
安定した形も作らずして
100万匹の虫たちが一列になって
無限に向かっていく
無限には外がない
彼方の世界はないのだ」
イタリアに来てまもなく、テレビで見た
不思議な映画?ドラマ?を思い出してしまった。
南部の、ぎらぎらと焼け付く太陽。
遠くの白い屋上で金槌を打つ男の黒い影。
女中?は殺虫剤を手にアリの行列を追って屋上のテラスへとのぼっていく。
アリを追ってテラスからころげおちていく。