ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2007年11月18日 「ベッタ」さん再浮上

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「ベッタ」がまたもや工房の注目の家具となっている。
まだ鍵穴は彫っていないが全体の仕上げに入るに当たり、
またいろいろな意見が飛び交う。
アルコールで汚れをきれいにふきとったほうがいいと言う人もいれば、
このいい具合の汚れがいいんだみたいなことを言う人もいる。
しかし残念ながら買い手はまだいない。
クリスマスの展示会に間に合わせ、
まずはちゃんと工房のギャラリーに展示してみないことには
反応がつかめない。
ちょっとサイズが大きいので、売れにくいかもしれないが
落ち着いたデザインなので、どんなインテリアにも合いそうだ。

息子のクラスはクリスマスの発表会の準備で忙しい。
今年はラテン語、英語の歌も加わる。
今のところ曲目は:
Adeste fideles
We Shall Overcome
ABC
Jingle Bells
息子はヴォイスレコーターを教室に持ち込んで
録音をし、家ではそれをズボンにぶらさげて
コーラスを聴きながら宿題をしたりしている。
クリスマスの色である緑、赤、白のキャンソン紙を
購入するように文科系科目担当の先生に頼まれたので
クリスマス用の父母へのプレゼントを何か工作をするようだ。
12月5日は先生たちとの個別面談。
放課後に3時間ぐらいかけてやるのだが、
順番のリストをどんな風に作成しても文句を言う人がいるので
リストは作らないことにした。
そこで大学と 同じ方式を採用。
みな、好きな時間に行き、
着いたら教室の前に貼ってある紙に自分の名前を書く。
それがそのま順番になる。
このシステムでも毎回必ず文句を言う人が出てくるのだからすばらしい・・・
としか言いようがありません。
(口論をしたいと望めば、いくらでも相手をしてくれます。
でも口喧嘩になっても、普通、付き合いは続きます。
私の場合も以前ものすごい喧嘩をした人が、一番長く続いている
お友達だったりします。)