ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2007 年4月17日 遠足!

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今日息子のクラスは海辺のフレジェーネにある
WWF自然公園まで遠足ででかけた。
お弁当は学校の給食室に準備してもらった。
(ハムとチーズのサンドウィッチ2つ、ジュースに
ミネラル・ウォーター)
バスは4時間以上借りるということで、フルデイ料金となり、
随分高かったので文句を言う父兄もいたのだが、
結果としてはとってもいい遠足だったようだ。
森の中できつねを見かけて写真をとることができた
子もいたそうだ。
息子は亀と蛇しか見ることができず、がっかりしていた。
(今旅行中のいとこちゃんの亀「マルコリーノ」を預かっているので
亀は珍しくないと言い張る。)
息子のクラスには20人の児童がいるのだが、
みなそれぞれヴァイタリティーに富み、
好奇心旺盛である。
「問題児」が3、4人いるのだが、昨年と比べれば
だいぶ落ち着いたようで、
誕生会などで観察していると、ほとんど普通に見える。
幸い人道主義的な先生たちが担任(理数系と文科系に
分かれていて二人いる)なので、
特に母親のコラボレーションを求めながら、
クラスの子どもたちといっしょに問題解決に当たる。
父母にもしかし問題を起こす人たちがいて
父母代表としては頭が痛い。
先生たちは波乱に満ちた環境の中でよく頑張っていると思う。

ところで息子のクラスは実に国際色豊かだ。
私はそこがとても気に入っている。
イラン、モンゴル、ベルギー、ブルガリア、ボリヴィア、日本!
おばあちゃんがイギリス人だという子もいる。

木曜は面談デー、5月下旬には学校の創立80周年記念祭、
同じ時期にクラスごとの発表会(2年E組はミュージカル)・・・
そして6月9日からはもう夏休みだ。
今年は随分速く時間が飛び去っていく。

*写真はアフリカの子どもたちを援助するための募金集め用に
子どもたちと作った絵本。