ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2008年 4月22日 本日のバールで5分間

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*写真はローマ郊外、ポンティーナ街道沿いの農場。
  菜の花に羊の群れ。ローマもすっかり春だ。

このごろ朝、みんなでコーヒーを飲むバールを変えた。
今まではヴァンニという、お菓子屋さんを兼ねた大きなバールにて
集合することになっていたのだが
すわると料金が高くなるのと、
雰囲気がわさわわしているので落ち着かない、などの欠点があるため、
学校のすぐ近くにある2軒のバールのうち、自然に奥の方のお店に落ち着いた。
テーブルにはいつも新聞もおいてあるので便利だ。

このごろ選挙で学校がお休みになることが多く、
子どもたちももう夏休み気分だ。
昨日は一人の男の子のせいでクラス全員がおしおきにあい、
休み時間に校庭に行かれなかったらしい。
また、新しい超特急列車の名前を国鉄が募集しており、
息子のクラスも一人一人が応募する準備をしているのだが、
マーティンが仲良しのおともだちの名前を電車につけたため、
別のおともだちが焼きもちを焼いて、先生が「友達の名前をつけるなんて
ばかね」と言った、とマーティンにうそをついたらしい・・・。

サミーが帰国してしまって寂しがっていたクラスに
カザキスタンから転校生がやってきた。
イタリア滞在はまだ2ヶ月に満たないが、
もうすっかりクラスにも溶け込んている。
(最初はしかしみんなにすごい勢いでまるで子犬のように扱われたらしく、
泣いてしまうことがあったらしい。)
子どもの柔軟性には本当に驚かされるばかりだ。