ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2008年 5月13日 本日のバールで五分間 Morning Coffee

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 *写真の男性はフランチーのお父さん。クラスの父母の中では
  中心的存在だ。イタリアの小学校はお父さんたちも子どもの送り迎えを
  している。This elegant guy you see here is Franci's father,
without him we are lost!

本日はバールでみんなで朝のコーヒーを飲んでいたら
いきなりシャベルカーが歩道に上がり込み、ががああ、ごごおおおおと
作業をはじめた。
歩道のアスファルトがあっという間にはぎとられ、
バールにすわっていわれわれはただ唖然として見学・・・
何とコメントしてよいのか分からぬ光景であった。
We were having our coffee as usual at our bar near the school when
a mini dozer came up on the sidewalk and started breaking the pavement
right behind us, clattering our coffee cups.
The owner of the bar was aghast.

ローマ市、右派政権になったとたんに
すでに日程の決まっていた文化行事が打撃を受け始める。
昔指導した卒業生はローマの東洋美術館で
子ども向けのワークショップを展開しているグループの一員なのだが
かれらの参加するはずだったインテルムンディアという
異文化理解をテーマとした野外フェスティヴァルの資金が削減され、
ワークショップができなくなってしまった。
グループはしかし、ボランティアとして参加をするようである。
As soon as the right-wing took hold of Rome
they started to cut funding for cultural events like Intermundia,
which is a festival that promotes intercultural understanding.
My ex-student is supposed to participate doing workshops on
Japanese culture and just found out that she won't get paid!

息子のクラスは順調。(でもまたシラミさんが出ました!)
問題をかかえていた男の子のお母さんもかなり満足している。
6月6日に学校が終わってしまうのだが、
最後にパーティーをやりましょうや、という提案あり。
明日は各クラスの父母代表の会議あり。
色々と忙しく、出席するのを忘れてしまいそうで怖い。