ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2008年 6月 紫陽花 Hydrangea ortensis と Hibiscus Siriacus

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今年の紫陽花は見事です。
もう、本当にびっくりであります。
今までローマではあまり見られなかった青い色が今年はまあああっさお。
(うちの古い電話線を故障させたあの)長雨のせい、いやおかげでしょう。
ということは酸性の強い雨がたくさん降ったということになるのでしょうか。
気候が東京の夏みたいだなあと思っていたのですが
紫陽花さんたちも同感だったのでしょう。
こちらは郊外のフラミニア街道沿いにマイホームを持つ
アレッサンドロとテサの自慢の紫陽花です。
彼らもびっくりしていました。

プラーティ地区ではハイビスカス(シリア産)が満開です。
とってもきれいなのですが。
歩道に落ちた花プラス雨は、バナナの皮以上に危ない状況を作り出します。
この木の下に、昨年、子猫の死骸が捨ててありました。
ずっとそのままにしてあって、毎日ほこりと化して行く様子が
見られたのですが、
ネコを吸い取ったこの木は今年見事な花を咲かせました。
私たちは角にあるこの木を「ネコの木」と呼んでいます。