２００９年 ４月２７日 薔薇のローマ Roses in Rome
小さなピンク色の薔薇で、長い枝が柵をはみだしているのでときどき
通りがかりのおばあさんが、少し手折って持っていくのが見られます。
息子の小学校で本のお祭りが開催され、
その時にも薔薇が主役でした。
学校の図書館に本を寄付すると、紙製の薔薇がもらえることになっていました。
ほんとうは各クラスで作る予定だったようですが
見てみると、だいだいどこかで買ったものが大半でした。
息子のクラスの先生たちも一応材料は買っていたのですが
結局おてあげだったので、仕方なく自分が徹夜で作りました。
一体何やってるんだろう、私は、と思いつつも
思わず一生懸命作ってしまいました。
ローマにはパラティーノの丘の見えるアヴェンティーノの丘の中腹に
見事なバラ園があります。
５月１０日から開園だそうです。
１１００種もの薔薇が育てられています。
古代ローマの時代からここで花が栽培され、
チルコ・マッシモで花祭が行われていたそうです。
１７世紀からはユダヤ人の墓地となり、薔薇園が作られました。
１９３４年にユダヤ人墓地がヴェラーノの墓地に移された後、
この薔薇園はアメリカ人の伯爵夫人の熱意により再び開園されたということです。
ニンファの「秘密の花園」もそういえばイギリスの女性のより
整備されました。
イタリアの自然保護、文化財保護には外国人も貢献しています。
昨日は友達の友達をつれてローマをじっくり観光！
聖ピエトロ・イン・ヴィンコリのミケランジェロのモーゼ像が
まっしろで、光と陰でできているようでした。
教会内もきれいに修復され、ミケランジェロの彫刻群を
さらに引立てているようでした。
