ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2009年 12月 ローマ散歩 A Beautiful Cr??che

イメージ 1

本日は午後雨ということで午前中にローマの街を散歩しました。
車が少なくて街が思うように歩けるのでうれしい、クリスマス休暇中のローマ。
今までその存在に気がつかなかった素敵な広場、教会、建物などを発見する楽しみがあります。
テヴェレ川はだいぶ水量が増していて、
ドロドロの水がサイクリングロードすれすれのところまで来ていました。

本日のコースは、シスト橋ー>Via Pettinari(櫛pettineを作る職人街か。
ゴミ放置禁止という18世紀の大理石の看板が建物にはめこまれていました。)
->Piazza Monte di Piet??->(モンテ・ディ・ピエタは
騎士団やフランチェスコ会の創始した中産階級、農民向けの質屋風銀行)
Via degli Specchi(スペッキ家のエリアだったのでしょう。
手作りビールの居酒屋がありました。)->
via Santa Maria de'Calderai(このあたりは金物屋さんがたくさんあったのだろう)
-> Via del Portico(古代ローマの建物の跡が透けて見える
ユダヤ人地区です。コシャー料理のレストランがずらり。ユダヤ人用のお菓子さんがすごいです。)->
Via Sant'Agnese in Pescheria(魚屋エリアだったのだろうか)->
Via dei Delfini(風見鶏ならぬ風見イルカに注目)
-> Piazza Margana(中世期からマルガナ家の住居区となった。塔もあり。
ど中心街にいるとは思えぬほど中世の面影を残している一画。)
-> Via Tor de' Specchi(スペッキ家の塔のある道)->
Santa Maria in Aracoeli(教会までのぼりました、122段!)->
Via di Teatro Marcelli(マルチェッロ劇場の遺跡エリアの中をつきぬけます)->
->Via del Portico di Ottavia
Ponte Fabricio (橋をわたって島をぬけます)Isola Tiberina
Piazza in Piscinula(古代ローマ時代に浴場があったらしい)-> Via Lungaretta
Via Renella-> Piazza Trilussa (トラステヴェレ地区を抜けてシスト橋に戻り、ツアー完了!)

方向音痴の夫の希望を取り込みながら適当に歩いたのですが、
なかなかいいコースだったので、覚え書きとして書きました。

アラチェーリ教会の美しいプレゼピオ、赤子キリストの人形は例の
霊験あらたかな赤子イエスの像でした。
顕示器に入った聖餅をめぐるバロック期の大スペクタクル、
「40時間の礼拝」に使われたのと同じような舞台装置の中から
現れる神様、
その下に配置される19世紀の実物大の人物たち。
マリアの足下に赤子イエスが置かれていました。
本日は教会内でアルメニアの歌手やサルデーニャの男性合唱団を交えた
コンサートもあったのですが、
雨がひどくなりそうだったので、残念ながら見れませんでした。