2010年 南チロルの夏休み
4年ぐらい前から毎年バルコニーから臨むこの美しい景色。
プスタータールPustertalこと、ヴァル・プステリアVal Pusteria、
オーストリアのリンツLienzにつづく谷間です。
流れの速い川の名はリンツRienz、イタリア語名リエンツァRienza。
標高1000メートル近くにある、チロル風の家のアパートを毎年借ります。
アパートの周りの草原の野生のほうれんそう、
昨年は雨が少なくて生えていなかったのですが
今年はちゃんとありました。
ということは・・・
Boletus edulis
実際に関係があるのかどうかは分かりませんが、
ほうれん草の見つかる年はポルチーニ茸がたくさんとれるのではないかと
茸採りの名人の義妹に言ってみたりしたのですが、
やはり、ありました!!
今年は実にたくさんの、最高の質のポルチーニ茸がたくさん採れました!
あの、絵本などにも出て来る、白いつぶつぶのついた真っ赤な美しい
毒キノコも大変きれいに出ていました。
アンマニータAmanita muscariaという赤い毒キノコはポルチーニが近くにあるという
印とされている茸なのですが、
こちらの茸の状態もよいということは、必然的に
ポルチーニ茸の状態もよいということのようです。
俗に「テスタ・ネーラ」と呼ばれるポルチーニの種もたくさん見つかりました。
茸は毎年だいだい同じところに生えます。
場所をしっかり覚えておけば、毎年だいたい見つかります。
こちらは標高1000メートル以上の山、ブルーベリーの茂みと苔の混じる、
モミの木の元に発見されたものです。
ナメクジの通った跡が見られます。
急斜面の森の中で茸採りに熱中していたら、
青いバケツを手に持ち、チロル風の衣装を着たかわいいおばあさんが突然現れました。
バケツには茸がどっざり。
茸をおさがしですか、と聞かれ、はい、でもあまり見つからないです、と答えたら、
このへんはたくさんありますよ、と励まされた。
茸はその土地に住所登録をしていない場合は許可証が必要なのですが、
この日は幸い許可証を持っていました。(郵便局で8ユーロ、市に納める必要あり)
フォレスト・レンジャーの人に許可証なしで見つかってしまうと
100ユーロの罰金を求められます。
また、住民でない場合は一人1キロまでが限度です。
チロル風のバルコニーでシャボン玉をとばします。
2歳3ヶ月のいとこちゃんのシャボン玉セットをちょっと拝借。
正面左側に見えるのは「しんちゃんの丘」、と今年から命名された斜面。
3年ほど前に茸採りに挑戦しにやってきた妹のハスバンド、しんちゃんが
ポルチーニを見つけたところです。
ここ2、3年ほ、雨不足でポリチーニはまったく生えていなかったのですが、
今年はすばらしいのが6つも採れました。
草地にある2本の木はリンゴの木です。
自治州アルト・アーディジェと呼ばれる南チロル地方(旧オーストリア領)には
気持ちのよいサイクリングロードが至る所にあります。
茸採りに専念していない時間はサイクリングに当てていました。
トウモロコシ畑、牧場、かわいい教会やお城、
まるでおとぎの国です。
Campo Tures, ドイツ語原名Sand in Taufersのお城。
見学可能です。
この地方の教会には激しいほどに表現豊かな
おどろおどろしい木彫があったりします。
生活がいかに厳しいかったかが伺われます。
また、強烈なヴィジュアルをもってして
プロテスタントと戦うカトリック教会の意気込みも感じられます。
焔に包まれている人々は煉獄で苦しんでいる魂たち。
祭壇画の左に見える老人天使は「時間」、右側は「死」。
二人とも実際に今でも使用されている鎌を手にしています。
San Lorenzo, つまりSt. Lorenzenの教会内の木彫の彫刻群。
いとこのキアーラといっしょ。夕飯前です。
妹がいればこんな感じかなあ、と息子は結構楽しんでいっしょに遊んであげていました。
プスタータールPustertalこと、ヴァル・プステリアVal Pusteria、
オーストリアのリンツLienzにつづく谷間です。
流れの速い川の名はリンツRienz、イタリア語名リエンツァRienza。
標高1000メートル近くにある、チロル風の家のアパートを毎年借ります。
アパートの周りの草原の野生のほうれんそう、
昨年は雨が少なくて生えていなかったのですが
今年はちゃんとありました。
ということは・・・
Boletus edulis
実際に関係があるのかどうかは分かりませんが、
ほうれん草の見つかる年はポルチーニ茸がたくさんとれるのではないかと
茸採りの名人の義妹に言ってみたりしたのですが、
やはり、ありました!!
今年は実にたくさんの、最高の質のポルチーニ茸がたくさん採れました!
あの、絵本などにも出て来る、白いつぶつぶのついた真っ赤な美しい
毒キノコも大変きれいに出ていました。
アンマニータAmanita muscariaという赤い毒キノコはポルチーニが近くにあるという
印とされている茸なのですが、
こちらの茸の状態もよいということは、必然的に
ポルチーニ茸の状態もよいということのようです。
俗に「テスタ・ネーラ」と呼ばれるポルチーニの種もたくさん見つかりました。
茸は毎年だいだい同じところに生えます。
場所をしっかり覚えておけば、毎年だいたい見つかります。
こちらは標高1000メートル以上の山、ブルーベリーの茂みと苔の混じる、
モミの木の元に発見されたものです。
ナメクジの通った跡が見られます。
急斜面の森の中で茸採りに熱中していたら、
青いバケツを手に持ち、チロル風の衣装を着たかわいいおばあさんが突然現れました。
バケツには茸がどっざり。
茸をおさがしですか、と聞かれ、はい、でもあまり見つからないです、と答えたら、
このへんはたくさんありますよ、と励まされた。
茸はその土地に住所登録をしていない場合は許可証が必要なのですが、
この日は幸い許可証を持っていました。(郵便局で8ユーロ、市に納める必要あり)
フォレスト・レンジャーの人に許可証なしで見つかってしまうと
100ユーロの罰金を求められます。
また、住民でない場合は一人1キロまでが限度です。
チロル風のバルコニーでシャボン玉をとばします。
2歳3ヶ月のいとこちゃんのシャボン玉セットをちょっと拝借。
正面左側に見えるのは「しんちゃんの丘」、と今年から命名された斜面。
3年ほど前に茸採りに挑戦しにやってきた妹のハスバンド、しんちゃんが
ポルチーニを見つけたところです。
ここ2、3年ほ、雨不足でポリチーニはまったく生えていなかったのですが、
今年はすばらしいのが6つも採れました。
草地にある2本の木はリンゴの木です。
自治州アルト・アーディジェと呼ばれる南チロル地方(旧オーストリア領)には
気持ちのよいサイクリングロードが至る所にあります。
茸採りに専念していない時間はサイクリングに当てていました。
トウモロコシ畑、牧場、かわいい教会やお城、
まるでおとぎの国です。
Campo Tures, ドイツ語原名Sand in Taufersのお城。
見学可能です。
この地方の教会には激しいほどに表現豊かな
おどろおどろしい木彫があったりします。
生活がいかに厳しいかったかが伺われます。
また、強烈なヴィジュアルをもってして
プロテスタントと戦うカトリック教会の意気込みも感じられます。
焔に包まれている人々は煉獄で苦しんでいる魂たち。
祭壇画の左に見える老人天使は「時間」、右側は「死」。
二人とも実際に今でも使用されている鎌を手にしています。
San Lorenzo, つまりSt. Lorenzenの教会内の木彫の彫刻群。
いとこのキアーラといっしょ。夕飯前です。
妹がいればこんな感じかなあ、と息子は結構楽しんでいっしょに遊んであげていました。