ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2010年 11月 お誕生日に洗礼式 Compleanni e battesimi

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11月はじめになると、ウンブリア州のカルヴィ・ディ・ウンブリアでの
息子の親友であり級友のマティーの誕生会が必ず行われます。
初めて招かれたのは息子が小学校1年のとき。
マティーは週末になると、両親とともにローマから車で1時間ほど離れた
カルヴィの家に移動。
彼らはベルギー人なのですが、ローマの人は郊外にセカンドハウスを
持っている人がけっこういたりします。
カルヴィの彼らの家のテラスからは素晴らしい眺めを楽しむことができます。
ラツィオからウンブリアに入ったとたんに
なんとなく、植物の生え方が違うと感じるのです。
自然が目をみはるほどの美しさをかもしだしています。
訪れる人の気持ちは落ち着き、みんな幸せそうな顔になります。
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お庭にはオリーヴの木が3本あり、オリーヴの実がどっさり。
今週末あたり、マティーのお父さんがオリーヴの収穫を行ったはず。
低いロズマリーの木も元気いっぱい。
カルヴィをこよなく愛したマティーの素敵なおばあちゃんメメ。
メメの魂はこの庭に。
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花梨に似たメーラコトーニャ、とってもきれいな果物です。
梨とりんごの中間のような形をしています。
これは生では食べられないのですが、そのジャムが実においしいです。
前にマテーラ(南部のバジリカータ州の街)でメーラコトーニャの
ケーキをごちそうになったのを思い出します。
生では食べられないけれど、箪笥に入れとくといい香りがするわよ、
と言われて一つお土産にもらいましたっけ。
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カルヴィのおいしいサルシッチャのバーベキュー。
普段あまり食べない息子もここでは食欲旺盛です。
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さてさてケーキの時間!
マティーの好物のミルフィーユです。
フランス語、英語、イタリア語、日本語でハッピバースデイを歌いました。
この他にカザフ語とロシア語、ブルガリア語でも歌えたかも。
(息子とマティーのクラスは実に国際的です。)
(へんなスカーフをかぶっているのが息子です。
カラーがラツィオ・チームのものなのですが、本人はどちらかというとローマでしょうか。
小学校の担任の先生クロクロが超ローマ・ファンだったので、
まあ、感化されたのだと言えましょう。
ちなみにもう一人の理科系の担任の先生クリクリはユヴェントゥスの大ファンでした。)
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11歳のお誕生日おめでとう!
「死者の日」に生を受けたマティーです。
大きくなったね!
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こちらはジュリオ・マッシモ君の洗礼式のパーティーでの集合写真。
この日、仲のいい父兄とともに購入した例のソレント製の箱をプレゼントしました。
プレセントはすべてジュリオ君用のものだったので、
自分用の贈り物をもらって大満足のナディアでした!!
(子どもたちは教会のオラトリオの中でずっとかくれんぼをしていたので、
まったく姿が見えません。)