ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

音楽科のクリスマス・コンサート!! Chrismas Concert of the Belli Jr. High Orchestra

イメージ 1
息子の小学校の音楽科のクラスから選抜された団員によるオケと
普通科のクラスからも選ばれた合唱団のコンサートが21日、
地区のヴァルド派の教会にて開催されました。
本当は中学の同じ一角にある高校の講堂で行われる予定だったのですが
残念ながら学生デモに直発された破壊行為に遭ってしまい、
機材が壊れて使用不可能になってしまったのでした。
(デモを行ったり、教育改革らに反対するために学校を占拠するという行為は
一種、社会人になっていくための一つの儀礼でもあるのですが、
こういう結果を生んでしまうのは非常に残念です。)

リハーサルをきいているときは、ちょっとハラハラしましたが、
音楽科の2、3年生(日本で言えば小6から中2)は中学にあがってから
はじめて楽器を手にする生徒もいるにもかかわらず、
本番はなかなかのものでした。
指揮者はヴァイオリンの先生でもあるマルコ先生。
飛び上がりながらの指揮でした。
指揮者の身体が音楽を作るいい例でした。

と、ここで1曲分のヴィデオを掲載したかったのですが、
youtubeでのアップロードができませんでした。残念。
イメージ 2

合唱団には1年生も含まれます。
息子の普通科のクラスからは息子を含めて5人が選ばれ、
ヴァイオリンを習っているアンドレアとチェロを7年もやっているクラウディオは
合唱団つきの伴奏者でした。
アンドレアは9月にヴァイオリンをやめると言っていたのですが、
やっぱり続けていてよかったね。
合唱を指揮しているのはオペラやジャズの歌手をしていた音楽の先生。
とても素敵です。
日本の音楽教育ではむしろ普通である混声合唱でないのは今ひとつ残念なのですが、
声はよくそろっていました。

父兄や兄弟を交えたクラスの忘年会は大きなピッツァ屋さんにて
行われました。
宿題が大量に出る事に対して文句をいう親がいて
父兄間で亀裂が生じたりしていますが、
この日はみな、宿題の件については触れぬようつとめていました。
イメージ 3

今晩はクリスマスイヴ。
どしゃぶりのローマより、メリークリスマス!!