イタリアの小都市巡り カルヴィ・デルンブリアより，ハッピーイースター Un salto a Calvi dell'Umbria

イースター休みは友人たちのいるカルヴィまでちょっと足をのばした。

このもやしのような植物は麦の芽。
キリストの復活を表します。
ラツィオ州との州境にある、ウンブリア州の街、カルヴィの教会にて。

カルヴィの古い街の城壁を彩どる見事な藤。

カルヴィには近年イギリス、フランス、オランダ人がアパートを購入し、
街がすこしずつ変わって来ています。
ローマから車で１時間なので、
ローマの建築家に人やら弁護士の人たちのセカンドハウスも多いようです。
急な坂道の多い街の崩れた壁の上に小さな庭園や菜園が作られています。
カルチョーフォの栽培も見られます。

急な坂道が多いため、運動になるのでお年寄りの人たちがとても元気そうです。
イースターの日は、郷里に帰ってきた若い家族の人たちもたくさんいて、
街中がとても賑やかでした。
普段はしかし、観光ルートからははずれているので、猫たちが道なりにのんびりと寝そべる
大変静かな街なのだそうです。
一方で、街のすぐ下の地区に、聖痕を受けたと騒がれる
「聖人」が居をかまえていて、ヴァティカンの観察下にあるのだそうです。