ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

イタリアの小都市巡り ヴィテルボの秋

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ヴィテルボのサン・ペッレグリーノ地区

http://www.francigenalazio.it/it/resource/poi/viterbo-quartiere-san-pellegrino/

中世の城壁に囲まれた塔の街、ヴィテルボ。
13世紀には法王がローマを離れ、ヴィテルボを本拠地としていました。
街の中世期の地区は実にコンパクトでかわいらしく、
タイムスリップをしたように感じられます。
塔やアーチ、そして建物の外壁に作られた階段とそれに続くバルコニーなどが特徴的です。
街に着いた時にはもう夕刻だったのであまりよい写真がとれませんでした。
上記のホームページに行ってみてください。美しい映像がたくさん見られます。

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法王宮殿のバルコニーのアーチ

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サン・ペッレグリーの地区、外側の階段

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ドメニコ会の元教会の敷地内にある、トゥッシャ大学の門

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大学のあるサンタ・マリア・イン・グラーディ教会の
ルネッサンス期の中庭がなんとも幻想的です

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ヴィテルボ周辺は農業が盛んです
カボチャが今年は大豊作!

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こんなに大きいのがありました

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ハロウィーンイヴだったので、ヴィテルボの友人宅にて、ランタンを作ってみました。
ハロウィーンはしかし、イタリアにとっては伝統的なお祭りではありません。
アメリカから輸入された、どちらかというと、商業的なイヴェントです。
コスプレをした子どもたちがヴィテルボの街の目抜き通り(そうです、
あのサンタ・ローザの御神輿の通ったあの通りです)のお店を回り、
お菓子やグッズをもらっていました。
Dolcetto o scherzetto?
Trick or treat?
(あれあれ、お菓子といたずらが逆になっています。
語感の関係ですね、きっと)

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日本の梨です!
20年ほど前にボローニャ郊外の大きな公園で寝そべっていたら
日本の梨の栽培実験を行っていた
東大の先生にばったりお会いしました。
実験の成果です!20年の年月を経て、かなり味が改良され、
実も大きくなり、おいしく食べられるようになりました。
NASCIなので、単数形はNASCIO(ナショ)・・・
友人たちは、リンゴと梨の中間みたいな味ねえ,とコメントしていました。