ローマ・デッサン帳

ローマでの生活、見たことや感じたこと、絵本と美術関係の仕事について綴ります。

2007年6月17日 サマー・キャンプ

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息子は昨年、学校が夏休みに入るとすぐに
旧オリンピック会場にある国立体育大学のサマー・キャンプに通い始めた。
息子の小学校は昨年、大学の研究に協力し、
その続きとして学校が終了してから1ヶ月間、
60人あまりの児童を対象にスポーツ導入に関する研究が行われた。
このプロジェクトはラツィオ州からの資金援助があり、参加費は無料。
子どもたちには6種目のスポーツが教えられた。
午前中は水泳、陸上競技、体操、リトミック体操、サッカー、
バスケの6種目の中から一日2種目、
午後はイギリス人教師による英語の授業と遊戯の時間。
両親を対象としたセミナーも3回にわたって行われた。
息子はプール恐怖症をおかげさまで克服、
どのスポーツをやっても大丈夫です、と言われた。
今年もこのすばらしいスポーツ導入キャンプに参加したかったのだが、
昨年参加しなかった希望者が優先された。
そこで今年は、テヴェレ川の反対岸にある
「イタリア・スポーツセンター」で行われる
サマーキャンプに参加することになった。

オリンピック競技状に近いこの地区のテヴェレ川の両岸には
テニス、カヌー、プールなど、様々な施設が並ぶ。
お隣の施設は海軍省のスポーツクラブだ。
キャンプ費用は一週間115ユーロで、昼食とおやつ付き。
テニスやバレーボール、水泳にバスケなど、
色々なスポーツをやるのだが、こちらは特に指導があるわけではなく、
どちらかというと遊んで楽しむのが目的。
チームごとに分かれてトーナメント形式に試合をやっていく。
今週はレパードチームの勝利。
息子の狼チームは息子も含めてバスケをやっている子が何人かいるので
バスケは強かったのだが、外のスポーツでは惨敗だったそうである。
高い網が張ってあるにもかかわらず、
ボールがテヴェレ川に入ってしまうことも何度かあったそうだ。

来週水曜は通信簿をもらう日だ。
これで学年度は正式に終了ということになり、
なっがあああい夏休みが本格的に始まる。